CentOS6とは違う!CentOS7・Apache導入後のファイアウォールの設定

今までCentOS6系を使っていて、CentOS7系に乗り換える人も多いと思いますが、6系と7系では大きく変更されていて6系で使えたコマンドが7系で使えなくなったりということもあります。

今回はその中でもApache(アパッチ)導入の際の、7系になり追加された「firewalld」についての設定を書きます。

6系まではiptablesを使っていましたが、7系ではfirewalldが追加されて、iptablesも使えるようですが、7系ではこのfirewalldがデフォルトで有効になっています。

両方使うというよりは、どちらか片方を使うようなので、今後はデフォルトになっているfirewalldを使えということなのでしょうか、firewalldを使わずにiptablesを使う選択肢もあるとは思いますが、firewalldに関しては今後の為にも触れておいた方が良さそうです。

ファイアウォールが動いているか確認

sudo firewall-cmd --state
# not running

起動

systemctl start firewalld

今のファイアウォール設定状況の確認

sudo firewall-cmd --list-all
# services: dhcpv6-client ssh

この段階ではwelcomeページが見れないです。

httpサービスの追加

sudo firewall-cmd --permanent --add-service=http

--permanentを付けるとサービスを再起動した場合にもこの設定が維持される

ファイアウォール設定の更新

sudo firewall-cmd --reload

もう一度ファイアウォール設定状況を確認

sudo firewall-cmd --list-all
# services: dhcpv6-client ssh http

これでhttp用のポートが開いたはずです。
ブラウザでアクセスしてみてwelcomeページが表示されればOKです。

unsplash-logoTaskin Ashiq

Photo by Taskin Ashiq on Unsplash